バス釣りを始めたい思いたったアナタに捧げる 【バス釣り入門書】#2です!!
バスについて詳しく知ることによって釣りが何倍も楽しめると思います。
『勝つためには、まず相手を知れ』という言葉がある通り、ボク達も釣るためにバスについて学び
バスはイマどこにいて何をしているのかを考えるクセをつけたいですね!
それでは、
バスを探す力を一緒に高めていきましょう!!
バスは狩りをする?!ネコ型の習性をもった魚です!
魚の習性を大まかに2種類に分けて考えると、
①犬型(回遊魚)・・・海にいるブリやマグロのように常に泳いで酸素を取り込みながら、小魚やイカなどを追いかけまわして狩りをするのが犬型の魚です。
②ネコ型(待ち伏せ型)・・・バスやアイナメ、シーバスなどのように物陰に隠れて獲物を待ち伏せして狩りをするのがネコ型の魚です。
両者の体つきは違うので、魚を見るとこの魚は〇型だなあと区別できるようになってきますよ!
”尾びれ”がそれぞれ特徴的なんです。
それでは、ここで一つクイズを(笑)
この尾びれの魚は、何型の魚でしょうか?
画像はマグロです!魚の王様ですね!
答えは、
犬型の魚 です!
常に泳ぎ続けて、強制的に酸素をエラに取り込んでいます。そのスタイルもあってかマグロは獲物を追い続けやすいように
流線型の魚体と、三日月形の尾びれを持っています。持久力とスピードを兼ね揃えた、まさに海のスプリンター!!
一方、バスはというと、、
うちわのような、扇子のような形をした大きな尾びれです。
一度に多くの水をかき分け、瞬間的な加速が大得意!
物陰に隠れて目の前を通りかかった小魚などをバクっと一瞬で食べちゃいます!
ストラクチャー=構造物(地形の変化)を好んでいて、物陰に隠れて狩りをするスタイルは、ネコと似通っているため
バスは、ネコ型の魚といわれるのです。
一瞬の加速を生み出すのが、うちわ型の尾びれの役割なんですね。
本場USAでは、『ストラクチャー・フィッシュ』
とも言われていてバスが、いかに地形の変化や構造物の周りを好むのかがうかがい知れますね。
バスは”ストラクチャー×カバー”が大好物!!!
バスフィッシングにおけるストラクチャーとカバーについて説明します!
ストラクチャー・・・直訳すると”構造物”なのですがバス釣りの用語として考えると、湖や沼や川の地形変化の事を指します。
例えば、かけ上がりやブレイクといわれる水深が急に深くなる地形変化や、チャネルという湖や沼の底に川が流れていたような跡がある地形変化などの事を指します。
また、コンクリートブロックや砂利石が敷かれた場所(エリア)なども人工的なストラクチャーと言えるでしょう。
カバー ・・・直訳だと”おおい”かぶせたりなどの意味となりますが、バス釣りの用語としての意味は、バスにとっての身を隠せる場所の事です!
もちろん外敵から身を守る意味もあると思いますが、何度も言いますがバスは狩りのために水草の中や桟橋の柱の陰などに身を隠します。
目の前を気づかず通り過ぎていく小魚などをヒュッと食べるために。。
具体例を、あげるとすれば水面を覆う水草や樹木も立派なカバーですし、人間が作った杭や桟橋などカバーでしょう。
また表層だけではなく、水中にある沈んだ船や大木などや岩もカバーと言えます。
とにかく、バスにとって身を隠せる場所はカバーと言えるでしょう!
ストラクチャーの周辺にカバーがあれば大チャンス!!!
バスは、タイミングはありますがしっかりとした観察をしたうえで
ストラクチャーとカバーの掛け算が成り立つエリアに99%いると考えましょう!!
バスがそこにいて必ず釣れるとは言えませんが、、。
バスがいるかわからない場所で釣りをするよりエリアを定めてから釣りをする方がかなり効率的です。
例えば、
岬(地形の変化)エリア◎ × 倒木(カバー) 狩りスポット◎ というような掛け算で、どこがより良いエリアかを考えていきましょう!
チャネル×巨岩×水草×湧き水スポット など×4のスポットなどがある場合は
超ビッグチャンス!!
ボクは以前そのようなポイントで釣りをした時、バスが入れ代わり立ち代わりで居続け、一日中同じエリアのピンポイントで釣れ続けた!
なんてことがありましたよ!
そんな夢のようなポイントを探すのもバス釣りの醍醐味かもしれませんね。
まとめ バスの思考に人間が合わせていくことが重要
今、バスがどこにいるのかを常に正しく考え悩み続けることが
きっと他の誰かより釣れる秘訣なんだと考えています。
バスフィッシングは、残念な事にけっしてボク達釣り人側が狙いやすかったり、投げやすかったりするところに投げ続けていれば釣れるという簡単な釣りではなくなってきました、、。
釣り歴20年近くのボクは明確に、幼少期の頃(20年前)に比べて、バスが釣りにくくなってきたことを感じています。
時には、厳しい表情を見せるバス釣りですが、
自分中心に考え釣りするだけではなく、バスの行動を考え読み切った先にある、釣れたじゃなく釣ったという快感と興奮を味わってほしいです!
次回は、バスはなぜルアーで釣ることができるのか一緒に考えていきましょう!!
バスフィッシングを始めてみたいけど、、。
と何かに悩んでいるのならお気軽にコメントしてみてください!
ボクも一緒に考えます! 是非、新しいことにチャレンジしてみてください!
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