通勤通学で使用していたマグナ50(原付バイク)が動かなくなってしまった、、。
そんなお急ぎのアナタが読んでくださっていると思いますので、まずは『ここを疑ってみようリスト』ご覧ください。
心当たりがありましたでしょうか??
上記のリストとは別にキャブレターのセッティングずれも考えられますので、こちらもご覧ください。
それでは、ひとつずつリストの解説と対処法をお教えします!
あくまで、自己責任で作業してください。
ケガややけどを負っても当方は責任をとれません!
もくじ
ガソリンがタンクにしっかりと入っているか?
まずは、ガソリンが少ないまたは入っていない事を疑ってください。
ガソリンタンクのキャップを開けてガソリンがしっかりと入っていればOK
少ないと、タンクの底が見えていますし、バイクを左右にゆすらないとガソリンが見えないですよ!
また、タンク内部を確認した際にガソリンの色を見てほしいです。
通常は、透明か薄ピンクがかった色をしています!
ガソリンが赤茶色だったり、黒みがかっていたら要注意!! ガソリンの劣化、もしくはガソリンタンクの錆が混ざっていると考えられます。
その場合はガソリンスタンドに行ってガソリンの交換をしてもらうか、バイク屋さんに行ってガソリンタンク内の錆取りをしてもらいましょう。
ガソリンコックが”ON”または”リザーブ(予備)” どちらかになっているか?
ガソリンコックを”OFF"にしていたことを忘れて走っている際にガス欠になる。私は何度かありました。。
ガソリンは、タンク→ホース→キャブレター→混合気化→エンジン燃焼→排気 の順で使用されます。
燃料コックが”OFF"のままだとタンクからホースへの供給を遮断している状態です。
しかし、その状態でもキャブレター内にガソリンが残っていると走ってしまうのがまた恐ろしい所。。
うっかりミスなんですが、エンジンがかからないと焦ってしまい見落としがちになってしまうので一度確認してみてください。
ガソリンホースが折れ曲がっていないか?
ガソリンホースの取り回しや、劣化によってガソリンホースが折れ曲がっているとガソリンがキャブレターに上手く供給されず、
結果としてガス欠になります。
ここも見落としがちになってしまいがちなので、一度チェックしてみてください。
折れ曲がっていた場合は、ホースの長さの見直しや、材質の見直しが必要かもしれません。
バッテリーが弱って、セルモーターが回っていないのではないか?
特に冬季間あまりバイクに乗っていなかった場合に起こりがちなトラブルですね。
バッテリーが弱っていると、セルが回らずにエンジンがかかりません。
キックスターターがついていればいいのですが、マグナ50はついていません。
じゃあバッテリー交換するしかないのか、、。
最後の手段として、押しがけ があります!
ほかの原因をお読みになってバッテリーが弱いんだと特定できた方は是非、ページ最後の押しかけの方法までお読みください。
キャブレター内の目詰まりがないか?
バイク初心者の方に、今すぐキャブレター内の確認をしましょうとは言えません、、。
上記のチェックポイントは問題がないのにエンジンがかからない。
その場合は、キャブレター内に錆やガソリンが腐ったガム質がこびりついてしまっていてガソリンを上手く霧状にできない
状態かもしれません。
キャブレターの分解洗浄については、別記事に書きたいと思います。
また、キャブレター内のガソリンはタンク内にあるガソリンと比べて劣化が早いように考えられます。
容量が少ないからなのか、キャブレターの構造上、外気とふれやすいからなのか
私も断言はできませんが、ガソリンタンク内のガソリンは劣化変色していなくても、キャブレター内のガソリンは劣化変色していることが多かったです。
特に寒い冬場はエンジンをかけないで、2~3ヶ月ほど放置しているとキャブレター内のガソリンは劣化していますね。
点火プラグが、”かぶって”いないか?
ここでいうプラグのかぶりとは、未燃焼のガソリンが点火プラグ(混合気を火花を発生させて点火爆発燃焼させる装置)にこびり付いていること。
ガソリンがうまく霧状にならない状況になると上記にも書いていますが、その状態でプラグにいってもやはり点火はしません。
さらに、プラグ先端のスパークを発生させるところが湿気ってしまい、エンジンがかかりにくくなります。
現に、私はこのような状況になりました。
1、劣化したガソリンだからエンジンがかかりにくい。
2、よく原因がわからず、何度もセルを回したり。はては、チョークレバーをひいて濃い混合気を送ってしまう。
3、プラグが完全にかぶり、なすすべなし。。
4、最終的にガソリンを抜き、新規でガソリンを入れ、バイク屋にてプラグ交換をしてもらいました。(部品代×工賃で8000円)
正直、高いなと思いました。。
でも知識がないので、その当時はこうするしかありませんでした。読んでいただいているあなたには、なるべくこのような思いをしてほしくありません。
しかし現に、今ご覧になっているあなたも明日乗らなければいけないのであればバイク屋さんで直してもらうしかないのかもしれません。
でも正しい知識と工具があれば一人でプラグ交換しエンジン始動ができてしまいます。
読んでくれているあなたにはいつかこうなってほしい
まとめ
トラブルには、さまざまな要因がありますし上記のこと以外でもエンジンがかからなくなることはあります。
チェックポイントを読んで確認していただき、エンジンがかかったよ!との報告などを
もらえましたら、うれしいです。
バイクをいじりだして感じたことは、
とにかくトライアンドエラーが大事
さわりなれないキャブレターや点火プラグをいじるのは怖いかもしれませんが、インターネット上でも調べるとわかりやすく説明している方がたくさんいるので是非挑戦してみてください!!
ただし、自己責任で!! 僕は、冷え切ってないマフラーやエンジンに触ってしまいやけどしたことがあります。
皆さんは、そうならないようチャレンジしてください。
押しかけの方法(バッテリー上がりの際にやってみてね)
1、メインキーを”ON”にする。
2、ギアを”N(ニュートラル)”から、1速もしくは2速に変更する。
3、マグナ50にまたがる(’通常どおり座り、足が地面についている状態。)
4、クラッチを握って切る。(クラッチをつながない)
5、クラッチを握ったまま3~4歩ほど勢いよくに進む。
6、前に進みながら、クラッチをゆっくり放す。(クラッチをつなぐ)
7、セルが回り、ぼこぼことエンジンが動くことが確認出来たら、アクセルを少しあけてみる。
8、エンジンがかかり、そのまま走り出せる。 エンジンがかからなかった場合は、1~7を繰り返してみる。
※エンジンがぼこぼこといわなかったり、カラカラやカシャカシャと金属音がしたら焼き付きやギアの破損が考えられるので直ちに中止し、バイク屋に行ってください。